歯列矯正は、矯正歯科専門のクリニックと一般歯科のクリニックでも治療を受けることができます。
治療の違いはどのようなところにあるのか、それぞれメリット・デメリットとしてご説明いたします。
矯正歯科専門クリニック
メリット
- 矯正医が常勤しているので、治療中のトラブルや急患(装置の脱離、ワイヤーが頬に刺さってしまう際のワイヤーエンドの処理など)に迅速に対応できる
- ご要望や治療のゴールにあわせて幅広い治療法を提案できる(ワイヤー矯正やマウスピース矯正、全体矯正や部分矯正など)
- 院長が矯正医であることから、治療の最初から最後まで責任を持って長期にわたり安定的な治療の提供が可能
- 矯正治療に際して、必要な設備が揃っている(セファログラムレントゲンなど)
- ご希望に沿った来院アポイントが組みやすい(結果、治療期間の短縮にもつながる)
- スタッフも矯正治療について知識があるので、相談しやすい
デメリット
- 治療前や治療中のむし歯の治療や、抜歯は別のクリニックに依頼している
当院では、デメリットを少しでも軽減していただけるよう、
便宜抜歯や、治療の妨げになる乳歯の抜歯や、治療中にできてしまった軽度のむし歯治療は、当院で矯正治療と一緒に対応できる体制を整えております。
レントゲンなどを確認して難しいと判断した歯の抜歯や、何回か通って治療するむし歯に関しては、かかりつけ歯科医院か、こちらでご紹介させていただいております。
一般歯科クリニック
メリット
- むし歯の治療や抜歯も同じクリニックで対応できる
- かかりつけ医だと、通い慣れている歯科医院で安心して治療に臨める
デメリット
- 矯正治療を担当するドクターが常勤していない場合が多く(月に数回など)治療中のトラブルに即時対応できないことがある
- ご予約のアポイント調整がしにくいことがある
- 院長が矯正専門の歯科医師ではないことが多く、途中で担当が変わったり、提案できる治療法が限られることがある